ストーリー
CHAPTER1
ソルジャー統括「ラザード」の指令により、神羅カンパニーと戦争を続けていた「ウータイ」にて、本来ジェネシスが行う予定だったミッションをザックスとアンジールがこなすこととなった。任務を遂行中、謎の兵士に襲われアンジールとはぐれてしまう。
謎の兵士を倒し、アンジールと合流しようとした時、ザックスの前に召喚獣「イフリート」が現れ戦闘となる。「イフリート」に苦戦しているとセフィロスが現れ、あっさりと倒し「アンジールが裏切った」と言い放つ。ザックスはアンジールを信頼していたため、信じようとはしなかった。
ザックス達を襲来してきた謎の兵士は、ジェネシスと同じ顔をしていた。ジェネシスの細胞をソルジャーに移植すると、本体の「ジェネシス」に操られるだけの、自我を失ったコピーとなる事実をザックスは知った。
CHAPTER2
アンジールは行方不明のまま1ヶ月がたち、ザックスはラザードからアンジールの故郷「バノーラ村」へと、タークスの「ツォン」と共に向かうよう指示を受ける。村人が誰もいないのを不審に思いつつ、アンジールの家へと訪れると、アンジールの母親が座っていた。
アンジールの母親いわく、1ヶ月前にジェネシスが村人を殲滅し、アンジールも帰っていたが誇りであるバスターソードを置いていったらしい。ジェネシスコピーの目撃情報を元に村はずれの工場に入るとジェネシスと遭遇、そこへアンジールも登場し2人はどこかへ行ってしまった。
2人の後を追うと、アンジールが母親を殺害していた。激怒したザックスをよそに、アンジールはまたどこかへ行ってしまう。アンジールを追おうした時、ジェネシスにより召喚されたバハムートと戦闘し、片翼を生やしたジェネシスは「俺たちはモンスターだ」と言いまたどこかへ去った。
CHAPTER3
ウータイとの戦争が終結したがアンジールのことで不安が隠せないザックスのもとに、セフィロスとラザードから呼び出しがかかり、クラス1st昇格をアンジール抹殺任務を伝えられた。だが直後、神羅ビルにジェネシス軍営が襲撃してきたため、タークスのメンバーと共に鎮圧した。
セフィロスに呼ばれて行った5番魔晄炉には、顔がアンジールのコピーもいた。ホランダーによりプロジェクト・Gが進められてジェネシスが生まれ、劣化していくという事実を知った時、ザックス達の元にホランダーとジェネシスが現れた。
ザックスはホランダーを追ったが、アンジールに止められる。片翼の生えたアンジールは「モンスターになってしまった」と語るが、ザックスは「翼はモンスターの証ではなく天使の翼」と言いなだめたが、激昂したアンジールの攻撃によりザックスの足元が崩れ、伍番街プレートから落下した。
CHAPTER4
落下した先は伍番街スラムの教会で、エアリスと出会う。エアリスに街へ送ってもらうことになったザックスは、エアリスと共に街の問題を解決する。エアリスはソルジャーに対して「変」で「怖い」と言うが、ザックスの魔晄を浴びた瞳の色を見て、「この空なら怖くない」と警戒を解いた。
ラザードから新ラビルがジェネシスに襲撃されていると呼び出され、道中で誇りを取り戻したアンジールと共闘して鎮圧していった。宝条を連れ去ろうとするジェネシスが現れ、アンジールが抑えている間に、召喚されたバハムートをザックスが倒す。アンジールとジェネシスの行方はまた分からなくなった。
CHAPTER5
セフィロスが資料室に籠もっているため、連絡が取れないと悩んでいたザックスの元に、アンジールが現れジェネシスとホランダーはモデオヘイムにいると言われる。ツォンと兵隊と共にモデオヘイムにつき、村を目指す最中、兵隊として任務に参加したクラウドと、田舎生まれが共通の話題となり仲良くなる。
謎の施設に侵入すると、ジェネシスがホランダーに向けて剣を向けていたため、ザックスが介入する。助かったホランダーは逃げ出したがクラウドが追い、ザックスはジェンシスと戦い、高所から落下するジェンシスを見届けた。
ホランダーの後を追うと、クラウドとツォンが倒れていた。ホランダーは奥にいると言われ、進むとアンジールがモンスター化して戦闘になる。モンスターとしての自分を恥じたアンジールは、ザックスに自分を倒させるように仕向け、ソルジャーとしての思いとバスターソードをザックスに託した。
CHAPTER6
ジェネシスの事件が一段落したザックスは、タークスのシスネとビーチで息抜き中に、ラザードがホランダーと内通していたのとエアリスが古代種という事実を聞いた。会話していると、ジェネシスコピーが暴れているため鎮圧の任務を受ける。
騒動に乗じてホランダーがジェネシスコピーを使って脱走した。脱走直後、久しぶりに現れたセフィロスから「ジェネシスは本当に死んだのか」と問われ、確実に死を見届けてはいないことをザックスは思い出した。ジェネシスは行きていて一連の事件は終わっていなかった。
CHAPTER7
エアリスの元へ行き、一緒に花売りワゴンを作成した。しかし、セフィロスから呼び出しが入り、「ラザード」「ホランダー」「ジェネシス」のいる可能性がある魔晄炉へと向かう任務がおりた。任務先はクラウドの故郷「ニブルヘイム」であり、セフィロスとクラウドも同行することになった。
CHAPTER8
ニブルヘイムにつくと、今回派遣されたソルジャーについて聞いてくる少女「ティファ」と出会う。ティファに魔晄炉までの道を案内してもらい、魔晄炉に到着した。魔晄炉には、高密度の魔晄に浸されたモンスターがいた。
魔晄炉にジェンシスが現れ、セフィロスの母「ジェノバ」はモンスターであり、セフィロスは「ジェノバ・プロジェクト」の最高傑作だと明かされる。困惑したセフィロスに加えて、ジェネシスも魔晄炉を去り、追ったザックスはクラウドとティファと共に村まで戻った。
神羅屋敷にて数日資料を漁っていたセフィロスは人格が変貌し、ニブルヘイムに火を付けた。セフィロスを追って魔晄炉に入ると、倒れているティファを発見。奥へ進むとジェノバに「約束の地へ行こう」と呼びかけるセフィロスと戦闘。ザックスは倒されたが、代わりにクラウドが戦いセフィロスと相打ちになった。
CHAPTER9
倒れていたクラウドとザックスを見つけた宝条は実験のため魔晄に浸していた。しかしザックスが目覚めてクラウドを抱えたまま神羅兵と戦いつつ逃走。逃げたザックス達はタークスと神羅軍と敵対、シスネに見逃してもらいながら逃走を続けた。
逃げた先でジェネシスと遭遇し、ザックスは宝条により実験されプロジェクト・S用に加工されたジェノバの力を引き継いだと明かされる。ジェネバは劣化を抑えるために、ザックスの髪からジェノバ細胞を取り入れる。ザックスはクラウドを連れて、故郷「ゴンガガ」に向かった。
ゴンガガにて片翼のアンジールに似た姿を見つけたため、ザックスは追いかける。追いかけた先でホランダーとジェネシスと遭遇、2人は劣化を止めるため、実験により純粋なS細胞を移植されたクラウドを狙う。アンジールのコピーとなったラザードが止めに入り、ホランダーを倒した。
CHAPTER10
アンジールのコピーとなったラザードにクラウドを任せ、バノーラ村ヘ向かい、ジェネシスと最後の戦闘を繰り広げた。ジェネシスを倒した後、アンジールのコピーとなったラザードはクラウドを守りきって戦死した。
ジェネシスを倒してなお、ザックスとクラウドは神羅兵に追われているため、逃走していた。エアリスにもう一度会うため生還すると言いつつ、クラウドを守りながら神羅兵と戦闘をする。
戦い倒れたザックスの元に、意識を取り戻したクラウドが這い寄る。ザックスはクラウドに対し「お前がおれの生きた証」と言い、誇りとバスターソード、エアリスへの思いなどすべてを託した。
主な登場人物

ザックス・フェア
本作の主人公。身長は18歳の時点で185cm。セフィロスに憧れ彼のような英雄になることを夢見てゴンガガを家出同然で飛び出し、2ndとして採用される。後にクラス1stへ昇格する。物語序盤はバスターソードではなくロングソードを使い戦う。ニブルヘイムの事件後神羅により殉職と発表されるが、裏ではクラウドと共に宝条博士のセフィロスコピー実験を施されていた。4年後に目覚め逃亡。アンジールの願いだったジェネシスを倒し改心させる事に成功。その後ミッドガルに向かい待ちかまえていた神羅兵の大軍に無謀な突進を試み、致命傷を負う。直後、わずかに自我を取り戻したクラウドにバスターソードを手渡し、「自分の分まで生きろ」と言い残し星へ還った。この時点でニブルヘイム事件から5年経過している。エアリスの手紙(89通目)が書かれたのは事件の4年後のことであり、結果的に1年越しでザックスの元に届いたことになる。またエアリスからザックスへの88通の手紙はツォンが預かっている。これらの手紙を預かって1年が経過していることは、レノの「不良郵便屋 一年越しの仕事だぞ と」という台詞でも確認できる。

セフィロス
「ジェノバ・プロジェクトS」によって生み出された純粋S細胞の持ち主にして、最強のソルジャー・クラス1st。彼に憧れる少年達が世界中におり、ザックスやクラウドも同様にいずれセフィロスのようなりたいと願いそれぞれの村を後にした。ニブルヘイム事件で自身の出生の秘密を知り村民を殺害し村を焼失させた。それに憤慨したクラウドによってライフストリームに落とされる。アンジール、ジェネシスとは親友であり、彼らにのみ普段は他人に見せない本音を明かすこともあったらしい。

アンジール・ヒューレー
ソルジャー・クラス1st。ジェネシスとは親友であり、幼馴染でもある。軍務の人間らしからぬ理想論者で抽象的な言動が多いが後輩達からの信頼は厚いようだ。夢を持つこととソルジャーの誇りを胸に刻んでおり、この思いはザックスへと受け継がれる。ウータイでの任務を境に忽然と姿を消す。愛剣として『FFVII』でクラウドが愛用していたバスターソードを持っているが、これは父親が死ぬまで苦労してアンジールに買い与えたものであるため「まじない用」「刃こぼれが勿体無い」と言いほとんど使わない。これは後にザックスの手を経てクラウドへ渡り、『FFVII AC』ではザックスの墓標となる。白い片翼を右にもっている。当初はクラウドを模した容貌になる予定だったようだが、野村の判断でファミ通のインタビューにて三国志の「関羽」をモデルにしたと語られた。名前の由来は天使を意味する「Angel」の読み方を変えたものである。また、作中で使われる彼の技名[注 1]はキリスト教の「七つの大罪」に由来している。

ジェネシス・ラプソード
ソルジャー・クラス1st。アンジールとは親友であり幼馴染。セフィロスに強い対抗意識を抱いている。『DC FFVII』で隠しキャラクターとして登場する「G」の正体。叙事詩「LOVELESS」を好む。愛剣は赤いレイピア。黒い片翼を左にもっている。ウータイでの戦役中、多くの兵器とソルジャークラス2nd, 3rdとともに姿を消し、神羅に追われる身となる。その後、大量のジェネシス・コピーがザックスたちの前に立ちはだかる。なお、劇中で着用している衣装は『DC FFVII』で着用している物とは多少異なっている(コート背面左側が『DC FFVII』では黒の格子状になっていた物が本作では普通のコートになっている)。名前の由来はラテン語で「創世主」などを意味する「Genesis」。「プロジェクトG」によって生み出された存在。アンジールの母ジリアンの細胞を胎児期に移植され誕生したのがジェネシスである。アンジールと同様に双方向コピーの能力を持つが、それ故に彼の肉体に「劣化」が生じた。劣化を止めるために「LOVELESS」に記された「女神の贈り物」を求める。ニブルヘイム事件以降は4年間劣化が停止し後ザックスの前に立ちはだかった後に再発、後の一年弱で急激に劣化する。劣化が治まった後もなお、ザックスに自分を始末(今の自分を倒させ、ソルジャーの誇りを取り戻させる為)させるよう戦いを挑み、決着が付いた後、セフィロスの細胞を持つザックスが故郷のリンゴを食べたのを見て「夢が叶った」と穏やかな表情で眠りに付いた。

クラウド・ストライフ
セフィロスに憧れて大都市ミッドガルへと来た少年。しかし、ソルジャーとしての素養がなかったことから一般兵に配属される。社交的な方ではないが、素直でやや鈍感な性格。ザックスとはモデオヘイムの任務で同行したことをきっかけに知り合った。セフィロスを倒した後、宝条の実験(ジェノバ・プロジェクトS)によって魔晄中毒となり廃人となり、さらに純粋S細胞の持ち主にさせられ自身の劣化を直す為の存在としてホランダーに狙われる。ザックスの死の直前に自我を取り戻し、バスターソードを受け取る

エアリス・ゲインズブール
ミッドガルのスラムの教会で花を育てている。古代種の末裔として神羅の監視下にあるが行動はほとんど制限されていない。古代種の力をもち普通の人間とは異なることに悩んでおり、明るく前向きながらも空を怖がるなど内向的な一面が見られる。神羅が両親を奪い自分を束縛する存在であることはザックスには告げていない。

ラザード
ソルジャー統括。本作の時点では「ソルジャー」は治安維持部門とは別の管轄であった。神羅カンパニーに復讐を目的として入社。驚異的な早さで出世したが、ソルジャー部門統括という地位を活かして裏でホランダーに手を貸し復讐しようとしていた。スラム街の女性が話す内容から、彼はプレジデント神羅とその愛人の子であり、ルーファウスとは異母兄弟であることがうかがえる。つまり、彼の復讐とは自分と母を捨てたプレジデント、ひいては神羅へのものである。しかし、ザックスたちの働きによってホランダーが逃亡したため、ホランダーと組んでいたことが発覚するのも時間の問題だと考え、神羅を去る(会社からは殉職を発表される)。その後、ホランダーをジュノンから連れ出した。ホランダーによってアンジールの細胞を植え付けられ、劣化したアンジール・コピーとなってザックスの前に現れた。コピーとなった事でアンジールの想いを受け継ぎ世界を救済することを決心する。そしてザックスと共にジェネシスがバノーラにいることを突き止め、ザックスがジェネシスに挑む間クラウドを神羅兵からアンジールコピーと共に守り通し、劣化により死亡し消滅した。

宝条(博士)
神羅カンパニー科学部門統括。ミッションにおいて、殉職したソルジャーの細胞を採取してコピーを造り、実験サンプルとしてソルジャーと戦わせる狂気の科学者。自身の研究権威や研究結果にしか興味を示さず、他人に対しては「実験サンプル」程度にしか思っていない。セフィロスの実父だがセフィロスにはこのことを知らされていない。

ホランダー
神羅カンパニーの科学者。ガスト博士死亡後の後任争いで敗れたため宝条や神羅に恨みを持っていた。神羅から研究資材を盗んで逃亡し、ジェネシスやアンジールを利用して神羅への復讐を企む。その後、ジェネシスに始末されかけた時に彼の細胞を取り込み身を守ったが劣化が生じ、それを治す為にクラウドを付けねらうが、ザックスに倒される。アンジールの実父であるが、それを知ったアンジールからは養父の方だけが父だと拒絶されている。